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うどん屋から生まれた名脇役

世の中には、これがあるから、これが生かされている。

という食べ物がある。

それ単体で確かに存在はしているけど、それがなければ

ここまでスポットを浴びることはなかったであろう。

そんなことを思い当たる食べ物はありますか?

福岡で言えば、ごぼう天だ。

こいつはもう、9割以上、いやほぼ10割といってもいい。

「肉ごぼう天うどん」や「ごぼう天うどん」として存在感を放っている。

うどんありきなのだ。ごぼう天よ。

ごめん。この際だからはっきり言おう。

君はうどんありきなんだ。

えっ?そんなのは、おいらが一番分かってるよ。

そうだよな。

だって、ごぼう天単体で食べられることは、ほぼないもんな。

しかしだ。

福岡のうどん屋におけるキミの存在感はハンパないぞ。

普段はいるかいないか分からないのに、

うどん屋はキミ(ごぼう天)がいないと、福岡のうどん屋じゃないくらい。

それくらいの存在感を放っているじゃないか。

それで見てみろよ。もうせんべいまでになったじゃないか。

「ごぼう天うどんせんべい」だって。

ごぼう天せんべいじゃない。ごぼう天うどんせんべいだ。

せんべいになっても、キミはうどんとセットなんだな。

良かったな。いい相棒を見つけて。

人生というのは、やはり自分の活きる居場所を見つけること。

もしくはつくることだ。

自分でつくるか。他人が導いてくれるのか。

時の流れに身を任せるか。

そんなことをごぼう天から思う今日であった。

ちなみに、ごぼう天の発祥は昭和初期。福岡天神の乙ちゃんうどんが始まりらしい。

博多の柔らかいうどんに、いろんな具材の天ぷらのうどんを出していたが、

その中でもごぼうの天ぷらが人気で広まったらしい。

ごぼう天は、うどん屋が作った天ぷらだった。

今や福岡を代表する食文化だ。

ごぼう天、これからもよろしく!