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お知らせ

ピー肉の輪

昨日、ゴードンミラーのオフ会があった。

開催地は、福岡県。

海の中道海浜公園 光と風の広場。

この日はPLAY AROUNDというアウトドアイベントが開催されており、

キャンプギアやペット用のグッズ、GORDONMIILLERやJeep、Honda cars博多によるモーター系の展示販売、キッチンカーでの様々なフード販売があっていた。

僕たちはこのイベントの中でゴードンミラーチームとして参加した。

この日の天気は曇り空。日中は日差しが照れば暑く、太陽が雲で隠れれば少し肌寒い。という感じだった。

13組くらいのオーナーさんが集まり、お話しをしたり、出展してるお店を見て回ったり、

電動キックボードや自転車に試乗したり、アジフライバーガーを食べたりしながら

のんびりと楽しんだ。

夕方からはイベントが終わり、オフ会へ。約20名が集まり宴のはじまりだ。

僕たちはお馴染みのピー肉を持参した。

ピー肉とは、生のピーマンに、味をつけて炒めた挽肉を乗せて食べる博多の居酒屋メニュー。

ピーマンの肉詰めとは少し違う。

一般的なピーマンの肉詰めは、ピーマンにひき肉を詰め込んでフライパンで焼く。

ピー肉は、ポロポロ状に炒めた味付けひき肉を生のピーマンに乗せて食べる料理だ。

ピー肉は、福岡市中央区薬院にある「万作」という居酒屋で初めて食べた。

(万作がピー肉発祥の店という説がある)

あまりにおいしくて、お酒のアテに最高だったから、

あきさんに味と材料の説明をして再現してもらった。

コロナ禍で居酒屋に行けない雰囲気もあり、万作のピー肉が食べられない。

そんな中、ピー肉が食べたくて再現してもらったのだ。

家で飲むことが増えたから、我が家のお酒のつまみとして定番になった。

我が家でピー肉を作り出して6年。時々、本家の万作に答え合わせに行く。

そして分かったことは、うちのピー肉はあきさん風になっていた。

挽肉のポロポロ加減は我が家の方が、ポロポロしている。本家は少し柔らかい感じ。

味付けも我が家は隠し味で一味を少々入れて少しピリ辛だ。醤油の味も我が家の方が濃い気がする。

そんなふうにして、それぞれで微妙に味が違う感じも、ご当地感があっておもしろい。

家庭によっては焼肉のタレを入れてみたり、ニンニクを強めにしてみたり、サルサソースを入れてみたりしてアレンジしてもいいと思う。

そんなピー肉は手軽にパッと食べて美味しいから、我が家のおもてなしメニューになった。

ゴードンミラーのオフ会やオーナーズキャンプの時にも定番のようにピー肉を持参する。

たくさんの人に振る舞うのに、ちょうど良いボリューム感だからだ。

酒を飲む人はアテとして、飲まない人はおやつ感覚で食べられる。

今回ももちろんピー肉を持参したのだが、何度も食べている人は「何度食べてもうまい」と、安定のうまさになる。初めて食べてくれた人は、「うまいうまい」と2、3個食べる。周りの人のことも考えて、遠慮しながらも、ついつい何個も食べてしまうところが、ピー肉の魔力だ。

ピーマンが苦手と言っていた子どももピー肉をうまそうに食べている。

そうやって、食べてくれるとこっちも嬉しい。

あきさんは何人かの人にレシピを教えていた。

みんな家でそれぞれのピー肉を作って、お酒を飲んで楽しんでくれることが嬉しい。

これをピー肉の輪と呼んでいる。

ということで、4月にある次のイベントにも持参することになった。

夕方からのオフ会は、20時に終了。急に爆風となり、慌ただしく車に戻る。

夜は雨と爆風で大荒れだった。車が揺れるくらい風が吹いた。

本日開催される2日目のイベントは、爆風のため中止。

会場の目の前は海なので、海風が吹き曝しの状態。

晴れてはいるけどあまりにも風が強くて、それぞれのブースでテントを張ることはできない。

僕たちも朝の8時ごろに撤収をした。

光と風の広場は、光と爆風の広場になっていた。