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違うフリした同じヤツ

昨日は、焼きメシはチャーハンなのか?という話をしましたが、

本日もその同一系シリーズです。

みなさんは、クッキーとビスケットが同じものだと知っていましたか?

ビスケットはクッキーであり、クッキーはビスケットなのです。

こういうと、ややこしくなる・・・

簡単に言えば、焼き菓子の名前が、海外それぞれの国で

言い方が違うだけで同じものなのです。

イギリスでは、ビスケット。フランスでは、ビスキュイ。

アメリカでは、クッキー。

焼き菓子全般は、イギリスでは全部ビスケットと呼ぶそうだ。

じゃ、日本ではビスケットとクッキーの違いは何か?

それは、糖分と脂肪分が全体の40%以上で、手作り風の見た目がクッキー。

ビスケットは、小麦粉、砂糖、油脂、乳製品から作られる焼き菓子のこと。

出たよ!焼飯とチャーハンの関係に近いぞ。

中に何が入っているかは知らないけど、見た目でなんとなく

これはクッキー。これはビスケット。という感じは分かる。

あと、甘いのがクッキーで、少し塩気があるのがビスケット。

形も丸いけど何かの模様が入っているのがビスケット。

みたいに漠然としたイメージで認識している気がする。

原材料表示を見れば分かるかもしれないが、そこまで見ていない。

結局はパッケージにクッキーと書いてあればクッキーだし、

ビスケットと書いてあればそれは、ビスケットなのだ。

これは、ぼた餅とおはぎの関係にも近い。

牡丹の花が咲く頃、春のお彼岸に食べるあんこ餅は、ぼた餅。

秋のお彼岸に食べるあんこ餅が、おはぎ。

そこは彼岸花が咲く頃だから、ひがん餅じゃないの?と思うが、

おそらく最初は、おはぎスタートだったのだろう。

おはぎで統一してよかったのに、後からぼた餅が出てきたのだろうか。

とにかく、ビスケットとクッキー、おはぎとぼた餅の

関係性を例えて言えば、

江戸世代なら、風神雷神。

昭和世代なら、おすぎとピーコ。

平成世代なら、マナとカナ。

令和世代なら、分かりません。

ごめんなさい。

北斗の拳で言えば、ライガとフウガ。

キャプテン翼で言えば、立花兄弟。

キングダムで言えば、票(ヒョウ)と政(セイ)だ。

他にも・・・もういいよ。例えも今時ではないし・・・・

とにかく、クッキーとビスケット。おはぎとぼた餅。焼きメシとチャーハンは

そういうことなのだ。

ちなみに、クッキーに似たもので、サブレがある。

サブレ!ハトサブレ!また新しいタイプが!

サブレって何?

もう、おじさんたちはパニックになるぞ。

クッキーでいいやん。

でもクッキーとは違うらしい。

クッキーよりもバターの量が多いものがサブレという。

サブレとは、フランス語だそうだ。

なんだって?バターの量が違うからサブレ?

それを言い出したら、キリがなくなるぞ!

例えで、三つ子は無理だ。せめて、6つなら、おそ松くんがいるのに。

もうこれ以上はいいだろう。

とにかくビスケットもクッキーも同じもの。

ただそれだけだ。

いろんな食文化を取り入れる日本には、同じだけど違う名前の食べ物がまだまだある。

みなさんも探してみてください。

ちなみに写真のものは、以前 姪っ子が作ってくれたクッキーです。

日本の家庭で焼き菓子を作る場合はビスケットではなく、クッキーですよね。