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お知らせ

釣った魚を食べる幸せ


毎年ゴールデンウィークはいい天気だ。

今日も釣り日和。

先日、ヒイラギフィッシングクラブで1年半ぶりの釣りをした。

(ヒイラギFCについては前回のコラムに詳しく書いています)

京都から友達のシゲさんとヨウコちゃんが福岡に遊びにくるということで

福岡の宗像市大島で釣りをする計画を立てた。

宗像市大島は、神湊(こうのみなと)からフェリーで30分。

神の湊(かみのみなと)?凄い地名だな。と思った方もいると思うが、

そう、ここは歴史的にも貴重な遺産が残っている地域なのだ。

交通安全の神様、宗像大社は全国的にも有名だ。

他県の人でも一度は聞いたことがあると思う。

世界ふしぎ発見にも出てきたことがあるくらいだ。

御神体は、天照大神の三女神で、辺津宮、中津宮、沖津宮にそれぞれ祀られていて、

それを総称して宗像大社という。

一般的に有名なのが、辺津宮としての宗像大社だ。

中津宮は、僕たちが釣りをした大島(離島)にある。

沖津宮は、そこからさらに1時間ほど船で渡った沖ノ島(離島)にある。

この沖ノ島は女人禁制の島で、基本は神職以外は島に上がれない。

沖ノ島の島内からは約8万点の貴重な宝物が出てきている。

俗にいう「国宝」だ。

この地域は、古代から海を渡る人、渡ってくる人の中継地点になっていた。

それを表すように宗像大社周辺には、多くの古墳が残っている。

宗像大社とその周辺の古墳群は、神社、信仰、古墳、文化も含めて世界遺産に登録されている。

と、話はそれたがそんな歴史ある島「大島」で釣りをする。

一緒に釣りをするシゲさんとヨウコちゃんには、内緒にしていたことがある。

「ライクサタデーが来る」ということだ。

その様子は、僕らのYoutubeゴーゴルライフの最新動画をアップしている。

大島に向かう船の上でライクサタデーも合流した。

サプライズも成功したところで、僕たちは30分ほど船に揺られ、

大島に到着。

うみんぐ大島という釣り堀レジャー施設の横の防波堤で釣りをした。

部長としては、とにかく楽しんでもらって、何か釣れて帰ることが目的だ。

この4月から5月のシーズンは、防波堤から手軽に狙えるターゲットは

イカだ。しかしイカはルアーでの釣りなので、初心者には難易度が高い。

前日、近所の釣具屋にいって、店員に何か釣れているかと質問しても、

「イカしか釣れてない」という返事。

まいったなぁ。

手軽に狙えるシロギスは、もう少ししないとサイズが上がらない。4月5月はサイズは小ぶりだし。

浮き釣りは僕の専門外。以前はやっていたが、浮き釣りは時間がかかる。

6人でやるのは手間がかかりすぎるのだ。

朝から日中の釣りで、この時期をイカ以外で何を釣るか?

あー、釣れるのか?やっぱり、こんな時はカサゴかな?

部長としては不安を抱きながら、防波堤に向かう。

まぁ、いいや。とにかく手軽な投げ釣りだ。

この場所は比較的根掛かりが少ない場所なので、釣りやすい。

これは、釣りあるあるだが、根掛かりが多い場所で初めて釣りをすると

釣りが面白くない。ずっと仕掛けのやり直しばかりして、おまけに釣れなくて・・・は、

一番、凹むパターンだ。これだけはなんとか回避したい。

ライサタ2人は、海釣りが初めてだ。

キャスティングの仕方とか釣り方とかを教えながらやったが、のみこみが早い。

部長としては、内心いろんな不安パターンを考えていたが、

そんなこともどこふく風だ。

みんな黙々と、カサゴ、ベラ、キスを釣り上げる。

楽しそうだ!

中にはなかなかのサイズのカサゴも釣れた。

動画には納めていないが、

ライサタのマナブは、手前でバラシはしたが、60cmくらいのボラを釣った。

それぞれが、楽しそうに釣りをしている。

お昼ご飯のカップラーメンがやけに美味く感じる。

海を見ながら防波堤で食べる弁当は格別だ。

帰って早速、釣った魚をみんなで食べた。

カサゴは味噌汁に。ベラとキスは塩焼きに。

ベラは、ウロコをつけたまま塩をしっかりとふって塩焼きにするとうまい。

身がしっとりとふっくらしている。

これは僕の母親から、教えてもらった食べ方だ。

島育ちの母は、美味しい魚の食べ方を知っている。

みんなで釣った魚をみんなで食べるのは、何より幸せな時間だ。

ちなみに、僕だけが釣っていない😅

なので、後日リベンジしてイカを釣った😄

楽しい1日だった。

その様子は、ゴーゴルライフの最新動画で配信しています。