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3.0の視力を持つ男

先日、眼鏡を作りにいってきた。

遠近両用の眼鏡だ。

視力検査をすると0.4に下がっていた。

今、日常生活は裸眼だが、夜に車を運転する時は眼鏡をかける。

光の量が減ると視界がぼやける。

最近は明らかに視力が落ちたと実感する。

テレビを見ていても、文字がぼやける。

以前は、その距離から見えていたはずの文字が見えない。

夜に本を読む時に文字のピントが合わない。

ストレスを感じるほどではないが、視力がよかった僕からすると

0.4の視力は低すぎる。

なぜなら僕は高校生の時、「自称3.0の視力を持つ男」だったからだ。

まだ視力検査を紙でやってた世代の話だ。

体育館の壁に視力検査用の大きな紙が貼ってある。

アルファベットのCに似た記号は、ランドルト環と言うらしいが、

そのランドルト環とひらがな・カタカナが大きな紙に印字してある。

上から文字が大きく、下にいくほどに文字が小さくなる。

検査する方は、「遮眼子(しゃがんし)」と呼ばれる道具で片目ずつ隠して検査する。

担任の先生が、上から順に指示棒で文字や記号を指していく。

「はい。これは?」「下です。」なんてことを繰り返し、

一番下の小さな文字と記号が見えたら2.0だと認められる。

2.0でもまだまだ見えすぎる僕は、自分がどれくらい見えるのか試したくなった。

「先生、もっと後ろから見てもいいですか?」

僕は通常の検査に立つラインからさらに離れて検査をした。

先生から「おまえは、3.0でいい」と言われた。

3.0はアフリカ出身のオスマン・サンコンと同じ視力だ。

それでもアフリカ人からすると、3.0の視力は低いらしい。

なぜなら、通常でアフリカ人は6.0あるからだ。

アフリカ人は真っ暗闇でも獲物が見える。

数十メートル離れた場所から鍵穴が見える。

とんでもない視力だ。(この時代のアフリカ人はどうか分からない。30年前の話だ)

まぁとにかく、20代中頃まで自称3.0あった男の視力は、今では0.4になってしまった。

スマホやパソコンの影響もあるだろう。

ブルーベリーをもっと食べなければ。

ブルーベリーは、目に良い食べ物と言われている。

我が家の庭には、ブルーベリーを植えている。

毎年6月くらいになると実がなる。

実を収穫して、あきさんがジャムを作る。

ブルーベリーは、つむちゃん(ゴールデンレトリバー)が好きだった。

あきさんが収穫していると、つむちゃんが着いてきてブルーベリーをつまみ食いしていた。

昨日はつむちゃんがいなくなって、ちょうど半年だった。

ブルーベリーを見てもつむちゃんを思い出す。

半年経っても寂しいし、涙が出る。

無気力や急な落ち込みとかはないが、つむちゃんのことを思い出して

時々すごく寂しい気持ちになる。

つむちゃんに触りたくなる。

正直、まだ自分たちの過去のYouTubeを観ることができない。

思い出がたくさん記録されているから、寂しくなったら動画を観ればいい。

と思っていたけど、観るともっと寂しくなりそうで、観れてない。

あー、つむちゃんに会いたいなぁ。

すみません。湿っぽくなってしまいましたが、いつも元気に暮らしています。