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ポテサラの好み
ポテトサラダが好物だ。
といっても、「ポテトサラダなら何でも」というわけではない。
きゅうりがたくさん入っているのはちょっと苦手。
僕が好きなのは、あまり具が入っていないほぼポテトだけのシンプルなポテトサラダだ。
居酒屋で出てくるような「酒呑み発想のポテトサラダ」が好物である。
ポテサラにハマったのは、広島駅近くにある居酒屋がきっかけだ。
通称エキニシと呼ばれるその場所には、昔ながらの立ち飲み屋や古民家を改装した個性的な酒場が集積している。酒場の達人、吉田類が通っていそうな雰囲気の酒の社交場とも言える。
30代の約10年くらいは、仕事で月1回ほど広島に通っていた。
会議が終わり18時過ぎ、エキニシで一杯ひっかけて帰るのが楽しみだった。
僕がよく通っていたのは、店の名前は忘れてしまったが、浜田省吾ファンの大将が営む
つまみがうまい居酒屋だった。
そこで食べた「男のポテトサラダ」が抜群にうまかった。（写真２枚目）
少し甘めの味付けポテトとカリカリにしたベーコン、黒胡椒の味がほのかにするシンプルなポテトサラダだ。
これがうまくて、毎回1杯目のアテは、男のポテトサラダだった。
あんまりおいしいから、あきさんに味と中身を説明して家で再現してもらった。
そのお店の味になっているかは、その場で答え合わせしてないけど
とにかく酒呑みポテトが、我が家のポテトサラダメニューの一つになった。ありがたい。
他にも少し違うタイプのポテトサラダがある。
これもシンプルで、具が少ないポテトサラダにパプリカパウダーを振りかける。
パプリカパウダーを振りかけるというアイデアは、またまた酒場から。（写真３枚目）
東京蒲田のスペインバルで食べたポテサラがおいしくてマネした。
パプリカーパウダーの風味と彩りがいい。辛味はなく、とにかく風味が上がる。
我が家では、僕が行った酒場で食べたメニューをあきさんに再現してもらうことが時々ある。
他にもあるが、それはまた今度の話にしよう。
シンプルなポテトサラダにパプリカパウダー。気になる方はお試しください。
