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お知らせ

ハレとケ

菜の花のおひたしです。今日は2月10日。ここ数日、日本列島は大寒波で大雪警報。寒い寒い。

しかし、もうすぐ春の訪れ。冬から早春にかけて旬を迎える菜の花は、

一足早く春の訪れを告げるを食べ物です。ビタミンCがとても豊富だそうです。あんまり茹ですぎると、せっかくの栄養が流れるし、菜の花はアクが少ないからさっと茹でるだけで大丈夫。

ちょっとシャキッとしてる感じがまた良いですよね。

菜の花のおひたしを見ると日本食って感じがします。

古くからの日本の生活には、「ハレとケ」という概念があります。

ハレは、晴れ。晴れの日で、お祝い事、結婚式、儀礼や行事、御ご馳走を表す非日常のこと。

ケは、普通や日常の生活を表すそうです。明治時代に普段着のことを「ケ着」と言っていたそうです。

「ハレとケ」は日本の伝統的な世界観を表す概念で、日常と非日常の対比を表す言葉です。

明治時代の伝統的な日本社会の中で、日常的な「ケ」の時間が続くと暮らしの活力が失われるので、

時々は、「ハレ(非日常)」の時間や空間を作って心のバランスを取った方が良い。という考えのもと、

この「ハレとケ」という概念が生まれたみたいです。心身の健康を気遣った言葉なんでしょうね。

旬なものを美味しく食べる日本の文化。日本っていい国ですね。