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お知らせ

本場の麺は、明日もうまい。

パリパリ皿うどんを時々食べたくなる。

ちゃんぽんと皿うどんの発祥と言えば長崎。

皿うどんには、ちゃんぽんと同じ太い麺を使った「太麺皿うどん」と

細い麺をパリパリに揚げた「細麺皿うどん」がある。

ちゃんぽんと皿うどんの発祥は、

「四海樓(しかいろう)」という中華料理店が始まりと言われている。

長崎には中華街があり、いろんな中華料理店が軒を連ねているが、「四海樓(しかいろう)」は

中華街から少し離れた大浦天主堂の近くにある。長崎を訪れた際はいろんな中華店巡りをしても面白いと思う。太るの覚悟ですが😅長崎はよく歩く街なので、消費してプラマイゼロです。きっと・・・

写真のパリパリ皿うどんは、新地長崎中華街の中にある製麺店で買ったものだ。

このパリパリ皿うどん、購入した時は生麺だった。

中華街の中にはパリパリ皿うどん用の生麺が売ってある。

長崎に行った時は、この生麺を買って自宅で揚げてパリパリにする。

通常、スーパーで売ってあるのはパリパリの状態。もちろんこれも美味しいけど、

生麺を揚げて食べた方がもっと美味しい。香ばしくて、何よりパリパリ感の状態が良い。

あん(汁)を麺が吸い込んでもシナシナではなく、シナパリなのだ。

このシナパリ感が絶妙で、食べ終わる頃のあん(汁)を吸った状態の麺がうまい!

長崎には「明日の皿うどん」という風習がある。前日たくさん作ったり、出前で頼んで余った

パリパリ皿うどんを次の日に温め直して食べるという風習だ。

なぜ、次の日食べても美味しいかというと、やはり本場だからだ。

通常スーパーで買ったパリパリ皿うどんを次の日食べても、正直言って麺の状態がシナシナ、ヤワヤワすぎて微妙なのだけど、本場だとこの生麺を「自分で揚げて食べる」、「出前も同じで揚げたての麺」だから、

パリパリ麺の質が違う。

次の日でも麺に芯が残っていて、あん(汁)を吸い込んでも麺がしっかりしているから、うまい!

明日の皿うどんが風習になるのは、やはり麺が良いからだ。

中華街は神戸や横浜にもあるが、もしパリパリ皿うどん用の生麺が売っていたら、ぜひ揚げたて麺で皿うどんを食べてほしい。