NEWS

お知らせ

肉じゃがは、海の上で生まれた。

日本のおふくろの味の代表格とされる肉じゃが。

この肉じゃがは、ビーフシチューが始まりだと知っていましたか?

僕は20代半ばに仕事で長崎県佐世保市の海軍のビーフシチューを調べていた時に知った。

肉じゃがは、海軍の艦上食として普及した説がある。(また説だが・・)

日本の海軍がイギリスで食べたビーフシチューを再現しようとしたけど、

デミグラスソースがなかったから、代わりに醤油で代用して作ったと言われている。

昔の食の始まりは大抵、こういうパターンから生まれている。

作りたいけど、材料がないから代用品で作った。

いも焼酎や麦焼酎もそうだ。

日本酒を作りたかったけど、米が高価だから代わりに芋や麦で作ったのが始まり。

ナポリタンは、トマトの代わりにケチャップを使ってできたもの。

他にも何かあると思うが出てこない。

話は戻るが、肉じゃがとビーフシチューは確かに似ている。

カレーもそうだ。作る過程は途中まで同じ。あとは、カレー粉を入れるか、醤油と味醂にするか、

デミグラスソースにするか。の違いだ。

一昨日は、久しぶりに肉じゃがだった。

次の日は、その残った肉じゃがを使用してカレーだった。

肉じゃがからのカレーはコクが増してうまい。

肉じゃがというおふくろの味が、実は海の上で生まれた。という話でした。