お知らせ
おみくじの思い込みから始まった。
すみません。コラムが毎日書けない状況でして・・・
なんとなく始めたこのコラム。
できることなら、2日に1回はアップしたいのですが、
なかなか難しいものですね。
広告のお仕事やYUZUGOの準備、新しいプロジェクトへの準備や
YouTubeの編集、会社の決算時期などいろいろと同時進行でやっていると
なかなか・・・コラムの手が止まってしまう。
最近は、このコラムを書いている時間が一番癒されているかもしれない。
僕は会社ではあるが、個人で事業をしている。
コピーライターという仕事、糸井重里さんに憧れてこの道(広告の世界)を選んだ。
今から29年前の話だ。
19歳の僕は、友達の母親から「あんたコピーライターに向いてとるよ」と言われ、
その後、福岡市にある護国神社でひいた「高島易断」の生年月日おみくじで、
適職にコピーライターと書いてあったことがきっかけで、この道を選んだ。
それから糸井重里さんの本を読み、コピーを知ってコピーライターを夢見た。
なんて単純なんだ。漫画みたいな話だ。
神が俺にコピーライターが向いていると示している。
俺はコピーの申し子だ。と若かりし僕は、ただの思い込みで
コピーライターを目指し、今に至る。
しかし、そうは言っても簡単ではなかった。
コピーライターとしてまともに仕事をするまでに、就職して5年かかった。
最初の3年はコピーライターとして採用してもらえず、
なんか腹が立ってきて、結局自分で名刺にコピーライターって書いて
営業して仕事をとってきて自分でコピーを書くという日々を送っていた。
それから当時、結構有名な制作会社にコピーライターとして入社することができて、
みっちり修業して独立した。
しかし、独立してもコピーだけではご飯は食べていけないので、
ディレクション業務、デザインまで自分で行い、
気がつけば動画の構成や企画書まで作るようになっていた。
自分で言うのもなんだが、コピーライターから始まって個人でここまで
できる人は、そうそういないだろう。と聞こえはいいが、
実際は生き残るために、できることを増やさないといけなかった。
と言う方が正しいかもしれない。
勝てる場所で勝つ。これがランチェスターの法則。
弱者の法則だ。どれだけ頑張っても車ではTOYOTA には勝てない。
地域で生き残るには、地域性と独自性で闘わないと。
個人として技能、実力を仕事をしながら身につけていったが、
しかし、時代というのは恐ろしいものだ。
人工知能AIの発明により、いろんなことが簡単にできるようになった。
しかし、僕はこの状況は正直慣れている。
というか、変化することに慣れた。
人は変化することを恐れる。なぜなら、今までやってきたことが無駄になりそうだからだ。
でも意外と無駄にはならない。
無駄にしないように工夫し、過去の自分を利用すればいいのだ。
僕の時代は、フィルムカメラからデジタルカメラに変わった。
紙媒体からWEB中心に変わった。
カメラはスマホでも十分だ。いろんな変化を経験し、いろいろ見てきた。
だから、風の時代とか変化の時代がきても動じることはない。
むしろ常に変化することを考えて動いているつもりだ。
チャットGPTが仕事を奪うというが、僕はチャットGPTを利用して
効率を上げながら完成度を上げる。
余った時間は別のことに使える。
僕らの時代は、こんなに情報がなかったし、
チャットGPTがなかったから、アイデアを出すのは自力で考えて徹夜が当たり前だった。
それを考えれば、寝る時間ができていいことだ。
むしろ、これまで自分たちが一生懸命考えてやってきたことが情報としてネットに載っていて
それをAIが流用して応用するのだから、利用しない手はない。
その情報は僕らの時代が作ったと思っているからだ。
時代は便利になった。個の時代とよく言うが。
と言っても、20年近く個人で打率を上げて仕事をもらってきた身として、
技能だけで仕事をしていても限度がある。
ひとりの時間には限界がある。
技能と技術は違う。技能は自分独自のものだが、技術は人に継承できる。
僕はずっと技能の中で仕事をしてきた。個の技能で仕事を繋いできたのだ。
あと2年で50歳。これからまだまだ生きていくためには、
技術を継承できる仕事、事業をやっていく必要があると思っている。
もっと言えば、もっと人に頼れる、甘えられる仕事へと変化しないといけない。
YUZUGOはちゃんと事業にして、もっと多くの人に食べてもらえるようにしたいし、
自分がおじいちゃんまで生きていけるようにやっていきたいし、
周りに困っている人がいたら手を差し伸べれるような会社にしたい。
結局は、僕は糸井さんのほぼ日の背中を追いかけているのだ。
言葉は体現化しないといけない。
言葉を言葉で終わらせない。
夢はYUZUGOを世界へ。
僕は日本の食、日本が作る食材は世界一だと思っている。
世界の人もきっと美味しいと思ってもらえるはずだ。
新しいプロジェクトは、いずれ発表するが、これにもいろんな思いがある。
あれ?気がつけば、なんでこんな話になったのか?
コラムの時間が取れないから簡単に書こうと思っていたのに・・・
今日は、「昨日食べたカレーうどんがうまかった」という話にしようと思っていたのに。
昨日食べたカレーうどんが絶妙な旨さだった。
YUZUGOはカレーうどんにも合う。
YUZUGOをプラスすると柚子の香りがカレーの匂いと合わさり、食欲をそそる。
辛いのが好きな人はさらに辛くなってパンチが出る。
カレーうどんといえば、大分県湯布院にある「菊すけ」がおすすめだ。
湯布院に行って、カレーが食べたくなったら、菊すけのカレーうどんを食べてほしい。
ただし、山椒が食べれる人だ。
ここのカレーうどんは山椒が絶妙に効いている。
季節の野菜やチーズがトッピングできる。
湯布院の美術館の近くにあるお店。
近くに行った際は、ぜひ。
