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「ヨシギュー食いてぇ」は、特別な食欲感情


突然ですが、急にヨシギューが食べたくなる時ないですか?

吉野家の牛丼。

急に「ヨシギュー食いてぇ」モードになる時がある。

昨日が、それだった。

吉野家に行く理由は、もちろん牛丼だ。

僕のヨシギュースタイルは、昔から変わらない。

並、卵、つゆだく、豚汁オーダーだ。

そこに、モリモリと紅生姜を乗せて、七味と醤油をかけて食べる。

30年間、このスタイルだ。

時にご飯を大盛りにしたり、

アタマの大盛りにして牛肉多めにする場合もある。

つゆをさらに多めにしたい時は、

「つゆだくだく」というオーダーもあるが、なんか「だくだく」が

頼み慣れてないし、恥ずかしくて「だく」くらいで遠慮する。

吉野家は、いつの間にかメニューがたくさん増えている。

これはライバル店の「すき家」の影響だろう。

僕としては「ずっと牛丼だけでいいのに」と思ってしまうが、

それではこの多様性の時代にはマッチしていないのだろう。

選択肢が多いことでお客さんの幅も広がるし、牛丼だけではビジネスとして厳しいのだろう。

とはいえ、牛カルビ丼や牛皿定食くらいまではいいと思うが・・・・

トンカツや唐揚げ、うなぎ、カレー・・・まで。

「すき家に持っていかれないように」対策が、このメニューからよく分かる。

女性が入りやすい牛丼屋として「すき家」はうまく牛丼家のイメージを変えた。

メニューが豊富で店内にテーブルを置いたのも女性やファミリーターゲットに向けてだ。

そのあたりも理解できるが、うーん、でも「ヨシギュー食いてぇ」=「吉野家の牛丼」にならない?

CoCo壱のカレー屋に行って、カツ丼食べる?

ラーメン屋に行って刺身定食、食べる?

あるとしても需要は少なくない?

もちろん、吉野家くらいの大手になるとちゃんとマーケティングを

した上でのこのメニューだから、間違いはないだろう。

うーん、このあたりの線引きが難しい。

企業が大きくなれば、専門分野がどんどん複雑になっていくなぁ。

確かに、お馴染みの「資さんうどん」は、うどんを食べにいくが、

あの店は、カツ丼も牛とじ丼もうまい!(あのうまいうどん用の出汁を使うから)

メニューも豊富だ。

「資さん」は、うどん屋というよりうどん屋レストランに近い。

では、吉野家は、牛丼屋レストランというわけか?

いやいや、でもやっぱり、吉野家の食べたいスイッチは牛丼やろ?

と吉野家のメニュー表のトンカツ定食、唐揚げ定食を見ながら、

そんなことを考え、僕はいつもの「並、卵、つゆだく、豚汁」でオーダーし、

満足のいくまで紅生姜を入れた牛丼を楽しんでいた。

ふと、あたりを覗いてみた。

横に座っている人は、なんとトンカツ定食を食べているのだ。

えっ?うそやん。トンカツ屋で食べんの?

確かに、このトンカツ定食は890円で安いけど。

前のカウンターの人もトンカツ。

その横は唐揚げ。

もちろん、牛丼を食べている人もいる。

牛皿定食らしき人もいる。

あー、やっぱり食べるんだ。牛丼屋で別メニュー。

人の心理とは自分の物差しだけでは図れない。

きっと、トンカツもうまいんだろうな。

僕は、「吉野家の牛丼」を目指してきてるからトンカツを頼むことはない。

でも、すき家だったらトンカツを頼むかもしれない。

この違いが「すき家」が開拓した牛丼屋レストランのブランディングの凄さか。

と同時に、この「ヨシギュー食いてぇ」モードは、

僕にとって揺るぎない特別な食欲感情だと実感した。

「ヨシギュー食いてぇ」は牛丼屋チェーンの王者として誇れる

吉野家マインドだと思う。