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僕にとっての「ととのう」

サウナ後の1杯目は、生き返るほどうまい!

先日、約15年ぶりにウェルビー(博多)に行った。

ウェルビーといえば、名古屋生まれでサウナで有名。

友人がウェルビーの2時間無料チケットをもらったので、一緒に行こうと誘ってくれた。

久しぶりのサウナ、超久しぶりのウェルビーだ。

30代の前半は、サウナによく行っていた。週3くらいかな。

当時は、暴力的な仕事の忙しさで、帰るのは毎日深夜。

肩は凝るし、癒しが欲しいから仕事帰りによくサウナに行っていた。

帰り道のスーパー銭湯とか、そしてこのウェルビーも。

当時は博多で働いていて近いというのもあり、ウェルビーは僕にとって憩いの基地だった。

ロウリュの熱波が懐かしい。ロウリュは、サウナの本場フィンランド発祥。

熱々のサウナストーンに、ミントの香りがするアロマウォーターをかけて、蒸気を発生させて室内の温度を一気に上げるもの。時々、スタッフの人がタオルで風を送り熱波を飛ばすのだが、これが熱い。

最初は耐えきれずに、すぐに部屋を出てしまっていたが、だんだん慣れてくる。

なんだろうか。ロウリュで熱波を浴びていると、気持ちが浄化される感じがある。

悪いものが飛んでいくような。

「鬼は外、福は内。」と言いながら豆をかけられる感じ。

お寺で住職から棒で肩をピシッと叩かれる感じ。

神社で神主から鈴をシャンシャンと頭の上で鳴らされている感じ。

あの感じと近いのだ。熱波を浴びた後に、「ありがとうございました」と言いたくなる。

悪い気が飛んでいった感覚だ。気分的なものがほとんどと思うが、とにかく浄化される。

サウナの「ととのう」というのは、僕にとってはこっちの感覚の方が近い。

「ととのう」といえば、サウナを出た後、水風呂に入ってから体が整うイメージがあるが、

僕は水風呂がどうも苦手だ。最初のうちはサウナ室を出たあとは必ず水風呂に浸かっていたが、

途中から苦手になった。

やっぱり寒い。サウナと水風呂を何度も繰り返すといい感じになるあの感覚も分かっているが、

やっぱり寒い。寒い寒いが勝つから、水シャワーを軽く浴びてまたサウナ室に戻る。

唯一、水風呂が大丈夫だったのが博多の「月の湯」だった。あの店の水風呂は僕にとってちょうど良かった。

まぁ、とにかく「ととのう」瞬間は僕にとって水風呂ではない。

じゃ、何か?やっぱり、サウナ後の一杯だ。

サウナ後の最初のビール、レモンサワー、ハイボールが、僕にとって「ととのう」瞬間だ。

お酒好きの人は誰だってそうだと思うが、

水風呂でととのえる人は、これで2回「ととのう」ことになる。

久しぶりのサウナの後は、友人と一杯。

餃子のたっちゃんが、本日の第2「ととのいスポット」だ。

餃子のたっちゃんは、16時から18時の間でいくと、ハッピーアワーでお得だ。

餃子が一皿 約150円、レモンサワーが1杯約150円。餃子もうまいし、コスパが良い。

僕はレモンサワー。友人はコーラ。喉に炭酸が流れていくあの瞬間は、ベストコンディションの一杯。

このためにサウナに入るようなものだ。「大人になってよかった」と思う瞬間だ。

レモンサワーの後に、餃子をつまむ。ザーサイ、辛味もやしをツマミにまた飲む。

約1時間半飲んで、ふたりで2,300円。まさにハッピーアワーだ。

久しぶりのサウナからの一杯。幸せな時間でした。