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そのうち食べられなくなる日が来るのか?


昨日、3時間かけてインターステラーという映画を観た。

2014年製作のアカデミー賞ノミネート作品だ。

この映画の内容は、簡単に説明すると

地球規模の異常気象により世界中が砂埃に。

外に出るにはマスクがないと生活できない世界に。

食物は絶えていき、人類滅亡の危機に迫っていた。

元宇宙飛行士で元エンジニア、現在はトウモロコシ農場を営んでいる

主人公が、NASAの要請により人類を救うためのミッションとして

宇宙に向かい、住めなくなる地球の代わりの星を探すという話。

この映画は、相対性理論や時間と重力の関係など専門的な話も出てくるが、

そのことをちゃんと理解していなくても、考えさせられる映画だった。

もうすぐ、ほんとにこんな時代が来そうな気がしてリアルに感じた。

これが僕たちが学生の頃の30年前くらいだったら、

ただのSFとして、映画だけの世界に感じていたのかもしれない。

先ほども書いたが、この映画は2014年公開の映画だ。

今から10年前の映画だ。

当時観るよりも、今観た方がもっとリアルだろう。

気象の変化による地球へのダメージは年々想像できるようになってきた。

先日テレビで言っていたが、アサリの漁獲量がピーク時よりも30分の1に減っているそうだ。

1968年は16万トンなのに、2020年代は数千トン。

原因は植物プランクトンの減少だ。

植物プランクトンが減ると、動物プランクトンも減る。

植物プランクトンというのは、ミドリムシやミトコンドリアだ。

動物プランクトンというのは、オキアミだ。

オキアミが減るとそれを食べる小魚、アジやサンマ、イワシも減る。

小魚が減れば、それを食べるブリやマグロなども減る。

あと10年もすれば、寿司屋に並ぶ魚の8割が輸入物ばかりになるとも言われている。

魚釣りをする僕にとって、魚の数が圧倒的に減ったのはよく分かる。

そんなことを思いながら、やはり第一次産業が元気にならないといけないと思った。

僕はYUZUGOを通じて、少しでも自然が放置されない循環できるきっかけを

作りたいと思っている。

農家が減ったり、農業をやめたり、使用されていない畑が増えれば、その土地は放置されていく。

だから、柚子胡椒を多く作ることで未使用の柚子を減らし、放置される畑を減らせる。

最近の傾向では、放置された土地がどのように再利用されるかというと、

太陽光などの再生可能エネルギーの設置場所として利用される。

僕は、正直言ってそこに違和感を感じている。

「放置=使わないから利用する」で済ませていいのか?

放置させないための仕組みや仕事を生み出すことが必要だと思うし、

放置された自然を「地球のため。環境のため」という大義名分で価値をすり替えて、

「その会社の儲け」だけにしていないだろうか?

もちろん、再生可能エネルギーは必要だと思っている。

これからの時代は、気候変動による損害も大きい。

電力会社がインフラを支えるために、努力していることも知っているし、

電力は生活に必要だから、それを否定しているわけではない。

むしろ、頑張って欲しいと思っている。

ただ、電力会社以外にも太陽光発電事業者はたくさんいる。

未来を支える事業といえば、聞こえは良いが

しかし、やり方や場所はちゃんと選んだ方がいい。

熊本県阿蘇方面でもそのことが問題になっている。

山が「太陽光発電所」になり、景観が損なわれている。

これは、景観が損なわれるだけはない。

それぞれの家に太陽光発電をつけることは大切だと思うが、

「放置されている。使わない土地」という理由だけで、

事業化する場所として使用するのはどうかと思う。

20年後、結局この場所って「負の遺産」になったよね。

ってなりそうで不安だ。

もちろん、動き出したことは時代の流れは誰にも止めらない。

しかし、人間活動によって変えられることもあるのでは?と思う。

インターステラーの映画の中で、主人公の父親が言っていた言葉だ。

「正しい行いが、間違った動機ではいけない」

ほんとにそうだと思った。

結果、この映画の主人公はどうなっていったのか?

それは映画を観てもらえると分かるが、

とにかく、環境のためという大義名分で、実際は「その会社の事業の儲けのため」という動機であれば、それは結果としてうまくいくのだろうか?

「太陽光事業では儲けない」となった時に、太陽光発電はただの大きなゴミになるだろう。

地球規模のゴミだ。作るのはいいが、それをどう処分するのか。

あの山は今では、「太陽光山」と呼ばれるようになったそうな。

という昔話にしてはいけない。

これは、太陽光発電を否定しているわけではない。

「どこかの太陽光発電事業者よ。俺の大好きな阿蘇を汚さないでくれ」という思いが強い。

自然界もそうだが、減っているものを食べるのではなく、

自然に任せて増えたものを食べる。

自然のバランス、流れに合わせることも脳が一番発達した人類の役目ではないか。

AI(人口知能)まで作ってしまったのだから、

それはアイデアや知恵で解決しないといけない。

と熱くなってしまったが、この映画を観て

そんなことを思った。

暑い中、こんな熱いことを書くのはどうかと思ったが、

書いてしまった。

この後、アイスでも食べて体を冷やします。

ちなみに、インタースレテラーという映画では、元エンジニアであった主人公は、AIが発達しすぎてエンジニアの必要性がなくなり、食物不足をなくすために、とうもろこし農家になっていた。異常気象により、トウモロコシがなくなろうとしていたのだ。

阿蘇のトウモロコシは甘くて、うまい!初夏の阿蘇に行けば必ず買うくらい大好きな野菜だ。

食べられない日が来るなんて考えたくもない。